みけの物語カフェ

いろんなお話を公開しています。お暇なときにでも…。

2025-12-01から1ヶ月間の記事一覧

1524「人生ループ」

「人生(じんせい)ループ」(2025/05/07) 私(わたし)は死(し)んでもすぐに産(う)まれ変(か)わるという特別(とくべつ)な能力(のうりょく)を持(も)っている。つまり何度(なんど)でも人生(じんせい)をやり直(なお)すことができるのだ。それに、前世(ぜんせ)の記…

0085「重大事件発生」

「重大事件発生(じゅうだいじけんはっせい)」(2011/04/19) 「うーん」探偵(たんてい)は首(くび)をひねった。「これは…」 と言(い)ったなり黙(だま)り込(こ)む。そばにいた警部(けいぶ)は心配(しんぱい)そうに、探偵(たんてい)の次(つぎ)の行動(こうどう)を…

0084「魅惑の宴」

「魅惑(みわく)の宴(うたげ)」(2011/04/12) 「これ、美味(おい)しいね」ステーキをほおばりながら、由香里(ゆかり)は嬉(うれ)しそうに言(い)った。「そうでしょ」百合恵(ゆりえ)は得意気(とくいげ)に、「この料理(りょうり)で三千円(さんぜんえん)よ。しか…

0083「髪の長い彼女」

「髪(かみ)の長(なが)い彼女(かのじょ)」(2011/04/10) 僕(ぼく)は髪(かみ)の長(なが)い女性(じょせい)が好(す)きだ。それも、黒髪(くろかみ)のストレート。こう、髪(かみ)をスーッとかき上(あ)げる仕草(しぐさ)はたまらない。なぜ女性(じょせい)の好(この)…

1523「うそつき」

「うそつき」(2025/05/06) よく通(とお)る小(ちい)さな公園(こうえん)で、彼女(かのじょ)はひとり、ベンチに座(すわ)っていた。僕(ぼく)は見(み)かけるたびに、何(なに)をしてるんだろうと気(き)になった。でも、話(はな)しかけるほどではなかった。 ある…

0082「まだ早い」

「まだ早(はや)い」(2011/04/09) 「あかり、風呂(ふろ)入(はい)るぞ」泰造(たいぞう)は愛娘(まなむすめ)と過(す)ごすこの時間(じかん)を、何(なに)よりも楽(たの)しみにしていた。 いつものあかりだったら喜(よろこ)んで父親(ちちおや)に駆(か)け寄(よ)っ…

0081「好きの条件」

「好(す)きの条件(じょうけん)」(2011/04/02) 「ねえぇ、最低(さいてい)の男(おとこ)でしょ。何(なん)であんなやつ、好(す)きになったのかなぁ」 あすみは親友(しんゆう)の芳恵(よしえ)のマンションに押(お)しかけて、愚痴(ぐち)をこぼした。「それって、…

0002「怪事件ファイル」2

「怪事件(かいじけん)ファイル」2(2009/05/20) 「蜘蛛(くも)の糸(いと)」2 翌朝(よくあさ)早(はや)く、二人(ふたり)は駅(えき)の改札口(かいさつぐち)で待(ま)ち合(あ)わせた。いちごは係長(かかりちょう)からの命令(めいれい)もあり、しぶしぶ同行(どう…

0080「もうひとりの自分6」

「もうひとりの自分(じぶん)6」(2009/02/23) 会議室(かいぎしつ)に飛(と)び込(こ)んだ二人(ふたり)は、一瞬(いっしゅん)凍(こお)りついた。ちょうど企画会議(きかくかいぎ)の真(ま)っ最中(さいちゅう)だったのだ。部屋(へや)の中(なか)にいた全員(ぜんい…

1522「私はだれ?」

「私(わたし)はだれ?」(2025/05/05) 私(わたし)は記憶(きおく)をなくしてしまった。自分(じぶん)はいったい誰(だれ)なのか? どういう人間(にんげん)なのかまったく分(わ)からない。何(なん)でこんなことになったのか…。それも記憶(きおく)にない。 目(め…

0079「もうひとりの自分5」

「もうひとりの自分(じぶん)5」(2009/02/21) 次(つぎ)の日(ひ)のこと。もうひとりの自分(じぶん)の行動(こうどう)は素早(すばや)かった。出社(しゅっしゃ)するなり、後輩(こうはい)の男性社員(だんせいしゃいん)にメモをはさんだ書類(しょるい)を手渡(て…

0078「もうひとりの自分4」

「もうひとりの自分(じぶん)4」(2009/02/18) さおりは落(お)ち着(つ)かない様子(ようす)で摩天楼(まてんろう)に入(はい)って行(い)った。今(いま)までこんな華(はな)やかなドレスは着(き)たことがなかったのだ。神谷(かみや)はもう先(さき)に来(き)ていて…